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右脳を鍛える

読解と右脳との関係

速読のトレーニングでは、通常の読書で行う、文字を「読む」ということをせず、「見る」訓練を行います。そこに関わってくるのが右脳です。

一般的に脳の仕組みとして、空間認識や感覚・イメージの処理をするのが「右脳」、言語や論理的思考を処理するのが「左脳」とされています。

私達が読書をするときは、主にこの「左脳」を使用し、文字の意味を理解しながら1文字ずつ読みます。そしてこのとき「右脳」はあまり使用しないのですが、速読ではこの右脳のイメージ機能を最大限活性化すること、鍛えることにその特徴があります。

右脳を鍛え脳全体を活性化する「ジョイント式」

右脳は、先述したようにイメージ処理をすることに長けていますので、捉えたイメージの情報を即座に脳に送ることができます。速読においては、これらのイメージをすばやく、そしてより多く捉えること重要です。

そこで、多くのイメージを捉えるトレーニングで効果的なのが、脳の『可塑性(かそせい)』を利用したものです。

可塑性とは、例えば自動車で一般道路から高速道路に乗り換えると、最初は周りの景色が速く流れていくのに、次第にその速度に慣れると景色が普通に見られる。そして、高速道路を降りて一般道路へ切り替えたときに周りの景色が通常よりも遅く流れていく感覚のこと。脳は視覚を通した外部からの刺激に柔軟に順応する特性があるため、高速走行のスピードに順応し、情報処理能力を高めた結果からこのような感覚を覚えるのです。

これを速読のトレーニングに応用すると、始めに速い速度で文字を「見る」訓練をし、徐々にそのスピードを下げていくようにします。結果、高速で見ている文字を即座に目で捉え、イメージとして右脳が処理し、それを左脳が理論的に理解するという働きをします。このときに右脳が活性することから、左脳の機能、処理速度が上がって強化されるのも特徴です。

このように通常の読書であまり活用しない右脳を最大限活用し、それに伴い左脳の機能を高めて使用する、脳全体を稼動させるという方式から「ジョイント式速読法」と呼ばれるようになりました。

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